Sony Tablet 店員の声

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本日9時40分に発表された「Sony Tablet」ですが、勉強会や実機見学で皆さんよりちょっとだけ情報をもっています。電子書籍「Reader」もそうでしたが、今回もソニーとしては新しいジャンルの製品。

正直「タブレットいかがですか?」って言われても何に使えばよいのかもわからない方が多いと思うんですが、私もそうでした。今ではすっかり洗脳されてしまって、製品の到着が待ち遠しくなってしまっているんですが、その様子をここで簡単にお伝えしたいと思います。

今回は長期計画で、実機がきたら毎日blogネタを書かせてもらうつもりでいます。今回は当店の「Sony Tablet 日記」第1話です。

 

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さて、最初にお話を聞いたときに言われたのが「4つのディスプレイ」の話でした。

ソニーマーケティング社長の栗田氏がインタビューなどで今年語っているのがソニーの4つのディスプレイの話で、一つはブラビア。二つ目はVAIO。三つ目がXperiaなどのスマートフォンで、四つ目にくるディスプレイが「Sony Tablet」になる、ということでした。

家庭内にあるディスプレイ、というかメディアの窓ですが、テレビは昔からあるので想像がつきますよね。放送を見るモノ、メディア再生で楽しむモノ、情報を受け取るモノ。

VAIOを初めとするPCはインターネットを介して情報を受け取ったり、こちらから発信したりするツール。

Xperiaはおそらく携帯電話のコト、PSPなどのことも含むんだと思いますが、外に持ち歩いて使うためのもの。画面サイズは小さく不便はあるけれども携帯性が高く、このサイズでなければ使えないモノ。

というイメージでいました。

ところが4つめの窓、タブレットは今までの家庭内に存在しなかった新しい窓になるんです。どんな使い方をすればいいのか、果たしてそれは便利なのか? 必要のあるものなのか? が、あまりイメージできないと思います。

私もそうです。

ソニーがこの秋に「Tablet」を製品として出します、という予告を出してから、ことある毎に「タブレットって何に使うの?」と、iPadをお持ちの方に聞いたりしていたんですが、みなさん、答えはばらばら。「こうやって使ってる!」という話はあるんですが、どれもそのスタイルが違うんです。

ということは、これってもしかすると、それだけの可能性を秘めた、新しい窓、新しいディスプレイとして利用ができるみたいです。

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今日届いたカタログも非常にユニークで、普通であれば機能説明、ソフトウェア説明にページを割くところが、利用シーンをイメージできる、使い方提案がメインのカタログになっています。

で、ふと、ここで思い出しました。

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今年の夏休みですが、サンシャイン水族館に始まり、那須登山などを楽しんできて、最後は実家へ里帰りまで楽しませてもらってきました。年甲斐もなく旅行が楽しかったモノで、親にそれを伝えたくて写真をプリントして持って行くんです。いつも。

最近は↑こんなフォトアルバムを作って持って行っています。

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写真がこういう風にぱらぱらめくれる卓上カレンダー風に収納ができて。。。

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立てるとフォトフレームになって、毎日めくって違う写真を楽しめる、という風なものなんですが、写真がバラバラにならなくて便利で、一度写真を見せるだけで終わらなくて、あとでずーっと楽しめるというもの。

昔はVAIOを持って行ってそこに入れた写真を見せたりしていたんですが、両親にはPCの経験値が全然ないもので、矢印キーで写真を見るのが面倒みたいなんですね。なので、こうして紙モノのしていたんですが。。。そうか、こういうことにタブレットって使えるのかも。

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その気になればXperiaなどのスマートフォンに写真を入れて、それで見せることもできるんですがサイズが小さすぎるんですよね。それよりは写真パネルらしいサイズになり、画面をなぞるだけで写真送りができて、そしてなおかつ、自分で使うときにはそれがデジタルフォトフレームとして利用ができる。

写真プリントの必要もなく印刷代がかからないメリットもあります。

こういう使い方一つ見つけられると、そこを糸口にいろいろな利用方法が考えられます。

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そんな糸口をたくさん用意してくれているのが「Sony Tablet」なんです。

勉強会で話を聞いての第一印象はさすが後発なだけあって、非常に考えられた製品になっているということ。

たとえばタッチパネルなんですが、ノイズキャンセリングの技術を使いタッチパネルで発生する6~7割のノイズをカット。正確なタッチ検出をするとともに、遅延予測という指の動きを予測して先回りして描画をするという技術も織り込んでいるそうで、関係筋の方の話によると、まるで指に吸い付くような操作感が味わえるんだとか。

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他にもブラウザも独自のものを開発していて、javaスクリプトを見つけるとそれを後回しにして先にWEBページの表示を優先させる、ということをしているそうです。WEBサイトのロード完了にかかる時間が短くなるわけではないんですが感覚的に表示を早くしてストレスをかけない工夫などをしています。

ソフトウェアキーボードも独自開発をしているそうですが、これらを合わせて「サクサク・エクスペリエンス(Sakusaku Experience)」と呼ぶそうです。この「サクサク(Sakusaku)」なんですが、全世界共通語にするそうで、海外でも「Sakusaku」のまま押し通すそうです。

Sony Tabletがブレイクしてくれると海外でもスムーズに動く様を「Sakusaku」って言うと通じてしまう日が来るかもしれません。

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オリジナルのソフトウェア、ソニーのネットワークと絡んだ話は山盛りあります。まずはPlayStation Certifiedにタブレットとして初めて対応。初代プレイステーションのタイトルがソニータブレットで楽しめるようになるそうです。

プレインストールされているゲームも2本あり「みんなのGOLF 2」とピンボールが付属します。

それだけしか遊べないわけではなくアンドロイド・マーケットで販売しているAndroid用ゲームソフトウェアも楽しめるんですがPlayStationクオリティのゲームソフトが楽しめるのはかなり大きなアドバンテージじゃないですか?

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標準のミュージックプレーヤーの他にソニーオリジナルのミュージックプレーヤーを搭載。またDLNAプレーヤーも搭載しているので、VAIOなどに貯めた音楽ファイルの再生も可能。

残念ながらATRACと著作権保護されたファイルの再生には対応しないそうですが、このあたりはAndroid OSの仕様によってしまうんだとか。

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ホームネットワークにある写真、音楽にもアクセスが可能、それをタブレットで再生したり、そこから対応したホームネットワーク機器へ転送することも可能。

こういうのって自分で試してみないと、実感がわかないんですが、私もたまにやるんですよ。ブラビアからホームサーバー「VAIO HS1」にアクセスしてバックアップしている音楽ファイルにアクセスしてテレビをミュージックプレーヤー替わりにするとか。

そういうコントロールをタブレットで一元的にできるといいなぁ。

 

さて、そういう商品コンセプトの話よりも、ちょっと実機の話を。

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初期導入の方法だけレクチャーしてきています。本日「Sony Tablet S」を反射的にオーダーしてしまっている方にはこのあたりの話は見なくてもおわかりになることとは思いますが、私みたいなAndorid初心者にはすごく助かる話を聞いてきました。

まずは初期設定。電源を入れると言語選択をすることになります。ここではもちろん「日本語」を下の方にスクロールさせて選択します。

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続いて日時設定をするんですが、標準設定ではグリニッジ標準時になっているそうです。なので、タイムゾーンをまず最初に設定することが大事なんです。グリニッジ標準時で時間を合わせても意味がないですから。

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その後、googleアカウント、無線LAN設定を行えば、これであとはアプリをインストールして使うだけ。googleアカウントをお持ちでない、と言う方は「Sony Tablet」がやってくる前にとりあえずIDを作ってカレンダーとGmailを使うようにされると良いと思います。

そうしておくと「Sony Tablet」の存在価値が2倍くらいありがたくはなると思います。

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私はXperiaで使っているGoogle IDを登録。そうしておくと、スマートフォンXperiaで使っていた有料のアプリなども追加ソフトウェア代なしに、Sony Tabletにインストールすることができるんです。

頭ではできることはわかっていましたが、実際にこうして借り物のTabletでも、Google IDだけ設定しておけばアプリを共通で使えるのがわかると楽しくなりますねぇ。まだ、私がお金を払って買ったアプリって4つくらいしかないんですけど、こうやって利用できるシーンが増えるならどんどん買い増しちゃいたくなるかも。

ちなみにスマートフォンでいつも使っているゲームアプリとかですが、それをTabletで遊ぶとどうなるのか試してみると。。。

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まず、タブレットに対応していない、要するに高解像度になる大画面表示を想定していないアプリを使うとご覧の通りになります。まさにでっかいXperiaです。

なるほど、タブレット利用を想定していないアプリだとこんなことになってしまうのか。。。単に画面がでかくなっているだけです。ちなみに解像度はXperiaが832×480ドットで、Tablet Sは1280×800ドットです。画素数で比較すると2.5倍くらいになります。

※アプリによっては拡大表示されずにタブレット画面の一部に小さい窓ができてそこにしか表示されないものもあります。

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こちらは有名なゲームアプリで「Angry bard」というソフト。パチンコに挟まっている鳥を引っ張ってぴょーんと飛ばして画面右側にある障害物を全部壊していく、というゲーム。

Xperiaでは画面の一部を表示してプレイする岳になるんですが、Tabletではズームを操作して解像感はそのままにより広く表示をすることができます。タブレット対応というか高解像度対応のアプリだとこうして遊ぶことができるようになるわけです。

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こちらも有名なゲームアプリで「Robe Defense」というゲームになります。これは私もかなりやりこんでいます。レベル400くらいまでがんばりました。

このアプリもある日突然バージョンアップでグラフィックがすごく綺麗になっちゃったことがあるんですが、どうやらそれがタブレット対応になったきっかけだったみたいで、これもズーム率を変更することで画面の一部しか見えなかったモノが全体表示をすることができるようになっています。

Androidスマートフォンの画面の狭さを克服するのに、こうしてズーム機能を使ったモノがいくつかあるんですが、それを解決してくれるようなイメージ。使ってみるとまさに「でっかいXperia」な感じがします。

 

イメージとしては2年くらい前にヒットした「ネットブック」の代わりになるものなのかな?で、あればプリント機能とかないと家庭内では使いにくくないですかね? たとえば料理のレシピとか探して、それをいざ料理しようとするときに印刷してからキッチンに持って行く、とかいうシチュエーションで使いにくいじゃないですか?

って、思ったらそういう機能ってそもそも必要がないんですよね。

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これは、Andoridの無料アプリ「COOKPAD」を使ったところなんですが、材料と調理方法までが全部一画面で表示できてしまうんです。これを印刷したいとは思えず、タブレットがあったらこれをそのままレシピシートとして使いますよね。

バッテリーのモチについてもWi-Fi利用で約6時間程度というのがカタログ数値。で、パソコンなどと違い、タブレッ
トを使いっぱなしにすることはないそうなので、感覚的には1日使えるくらいのスタミナだと思って大丈夫ですよ、と言われてきました。

家庭内メモ帳としても使えそうです。

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あとはデメリットというか、ネットブックだと思って使おうとするとやや制限があるのがメモリーカードの扱いです。Windows PCでは外部メモリーを読みに行く、という感覚なのでカードを挿したら中身をすぐに閲覧することができるんですけど、Android OSでは、本体メモリーと外部メモリーという2つの認識しかしないんだそうです。

Sony Tabletは内蔵メモリーで16GB、32GBを積んでいますが、それを2分割して本体メモリー、と外部メモリーとして扱うそうです。なのでそこにさらにもうひとつ、外部メモリーを加えることができないため、メモリーカードのデータを読む際は一度、内蔵されている外部メモリーにデータをコピーして読み込む必要があるとのこと。

そのためのファイル転送ソフトもオリジナルで用意しているそうですが、ここでワンクッション入ることを知っておいた方が良いようです。

あと、できそうでできないことの筆頭にあがるのがAVCHDの動画再生なんですが、これもAndroid OSの制約があってできないとのこと。

そういうところがVAIOとの違いになります。

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その他、これは使えそう!と思えたのがリモコン機能で、赤外線リモコンの学習機能を搭載しているので、DLNAを使ってのコントロールの他、普通に家電製品のリモコンとして使うこともできるそうです。

スタッフの方が試したところではほぼなんでも行けるんですが、赤外線通信を双方向で行うモノだけは対応できなかったそうです。何が使えなかったかというとトイレにある温水便座。そんなところまで実験しているのか!?と、思いました。

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ということで、タブレットって何に使うの!?という話でしたが、私のイメージではこんな風な自宅のリビングの周りに置いてあるモノのすべてを集約したものになるのかな?という感じ。

今回は紹介し切れていませんが、Reader Storeとの連携もするので、今まで電子書籍Readerで買った書籍データがそのまんまSony Tabletにも入れることができるんです。

XperiaとSony Readerが全部一緒になっちゃうっていうだけでもわくわくしてしまいます。

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で、ここまで話したのはほとんどSony Tablet Sの方の話が中心。シングル液晶のSシリーズにも、ダブル液晶のPシリーズにも両方ともそれぞれ特長があり、Sだけ、Pだけにしかインストールされないアプリなどもあります。

自宅の中だけで使う分にはSシリーズを買えばいいや、とか思っていたんですけど、Pシリーズがどうしても欲しくなってしまうアプリを見つけてしまいました。

それがこれ。

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「PetaMap ガイド&ナビ」です。

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これのデモも見せてもらったんですが、これ、すごいんですよ。画面の左に地図、右にスポット名が並んでいますが、これがまさに手帳みたいに使えるようになっていて、地図からスポットを見つけてきてそれを右の項目に並べていき、並べ終わったらそれでルート検索をして、地図にルート表示をしてくれるんですって!

しかも並べた項目はデートルートみたいに保存しておくことができて、そのスポットの評価とかコメントを入れておくことができるんだとか。

それこそ「いついつのデートの思い出」みたいにルートを残しておくことができるみたいで、私みたいに年がら年中、駅からハイキングをしている人間には超使ってみたい感が満点なんです。

2分割画面を利用するためのオリジナルの機能なども搭載しているんですが、そんなのよりも、このPetaMapガイド&ナビにもう目が釘付けです。見せてもらったのはまだ開発中の画面で固まることも多いみたいでしたが、10月中旬のSony Tablet Pシリーズ発売までにはきっとなんとかなっていることでしょう!

このPetaMapガイド&ナビのためだけに、Sony Tablet Pシリーズも予約です~!

 

ということで、今日のところは「タブレットって何に使うの?」というところの簡単なイメージの話をしてみました。

製品担当の方からお話を聞く前は全然使い方がわからなかったんですけど、一通り内容を知ってみると、未知の世界に突入できる楽しみでワックワクです。次回はもうちょっと具体的にどんなアプリが搭載されていてどんなことができるのかを詳しく見てみたいと思います。

 

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★ソニーストア「Sony Tablet Sシリーズ」のご案内はこちらから

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★ソニーストア「Sony Tablet Pシリーズ」のご案内はこちらから

 

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